出来たら高校のうちに

行ける高校はあるという話は先日投稿しましたが、高校卒業後の進路についても選択肢はいくつでもあると思います。

高校までは普通科ということが多いですが、その後は進学する際には普通科というものはなくなってしまいますので、何を学ぶかは決めないといけないことになります。合格出来る大学や専門学校という視点だけで選んでしまうと意味を感じられなくなる子どももいるのではと思います。これは不登校経験有無には関わらずですが。

高校の間に自分は何を好きなのか、何が楽しいのかに気付ける経験をして欲しいなと思います。その時にお母さんの「こうあって欲しい、これは辞めて欲しい」という気持ちはグッと抑えましょう。お母さんの思う苦労が子どものやりがい、生き甲斐になることもあると思います。お母さん、子どもか失敗しないように失敗の種を払い続けてきた心当りは無いですか?失敗はお母さんには心配の種かも知れませんが子どもには成長の種です。習い事や塾といった成長の種はどんどん与えるのに失敗という成長の種は排除するというのは心配したくないという親のエゴなのでは?と思うようになりました。子どもはその年代年代で解決出来る失敗を乗り越えて成長した方が良いのに親が先回りして失敗の種を排除してしまって成長するための経験を奪ってしまって無いでしょうか?失敗しないようにサポートするのではなく、失敗を乗り越えるよう直接手や口は出し過ぎず、子どもが自分で解決出来るはずと信じて見守る。子どもが解決への答えを自分で出せるようにサポートする。

色々経験を積んで失敗もして、自分のことが分かれば自分がどんなことでワクワクするのか、才能があるのか、苦に感じるのかも分かりどういう風に生きていきたいのかを想像して進路決定に繋げると現実化させやすいのではと思います。

思ったのと違っていたらまたそこから考え直せば良い。自分で考えて答えを出せる、自分は自分で良いんだ、自分の考えで生きて良いんだと思える自信を失敗を乗り越えることで身につけて欲しいなと思います。

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